◆奨学金は個人の問題ではなく、「社会問題」です

インクルがNHK札幌放送局と行なった「大学生の奨学金に関する意識調査」によると、奨学金がニュースなどで話題になっていることを知っていると答えた学生が53.1%で、約半数の学生が奨学金が「問題」になっていることを知らないと言う結果がでました。

大学生の二人に一人がなんらかの奨学金を借りている現在、近い未来に返済者となる学生の問題意識が十分に育っているとは言えない状況にあります。

 

◆「未来のため」の奨学金が、将来を破壊することも

奨学金を借りる際には近い親族による連帯保証人や保証人が必要となります。

もし、本人が安定した職に就けなかった場合、返済が滞ってしまい自己破産をするケースが出てきますが、その際、連帯保証人や保証人まで財産を放棄しなければならず、学費のために人生の可能性が狭められる人が多数現れてしまいます。

 

◆借金をせず「安心して学べる」社会を作るために

いま、奨学金の「被害」は右肩上がりで増加しています。

こうした状況を放置することは奨学金の「被害」に遭う若者を増加させることになります。今後、日本の将来を見据え、誰もが「安心して学べる社会」を作るために、奨学金問題は今すぐに取り組まなければならない問題なのです。